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待ちに待った!クロスバイクタイプのハイパフォーマンススポーツ電動アシストバイク

Panasonic XU1

パナソニック電動アシスト自転車のハイパフォーマンススポーツ電動アシスト自転車『X』シリーズに、クロスバイクタイプ[XU1]が追加されました。先に発売されていたマウンテンバイクタイプの[XM1]もマイナーチェンジ、そして新たに新機構ユニット内2スピード変速搭載の[XM2]もラインナップされました。Xシリーズ全体の大きなマイナーチェンジにより、スポーツカテゴリーの電動アシスト自転車の選択の幅がさらにに充実されることとなりました。

さてさて、ここでおさらいです!
そもそも、「ハイパフォーマンス電動アシスト」だぁ「プレミアム電動アシスト」だぁって、従来からのハリヤやジェッタ―などスポーツカテゴリーの電動アシスト自転車と何が違うの?って疑問。。。
Panasonic XU1
まあハッキリと言ってしまえば、従来型ユニットは[お買いもの自転車]から[スポーツタイプ][子ども乗せタイプ]も、基本全て一緒。(えぇぇぇ!そうだったんですか??)。違いは、アシスト(人力とモーターの合力)の味付け。いわゆるパワーマネージメントに関わるプログラミングの違いにつきるわけですが、プログラムの仕様違いだけで、それぞれの用途における目的を達成すべく「走りのバリエーション」を整えられたわけです。バッテリーも共通で、例えばとーちゃん愛用の電動アシストとかーちゃん愛用の電動アシストとが、バッテリー共用したり充電器2台であっちで充電こっちで充電などといった融通がきいたりします。また共通化によりそのコストダウンが進み「手に届かなかった」性能(特に大容量バッテリー)が手に届くようになったとメリットも多いわけです。
ところが…「スポーツ」としての性能をより追求していくと、よりきめ細かな制御が必要だったり、制御反応のタイムラグもより高性能なものが必要というのはごくごく自然な流れ。技術を進化させようとしたらある程度コストをかけつつ高性能な方向性も必要なわけです。「制御センサーと出力を別の2軸制御していたものを1軸に集約しました」という専門的な話はここでは割愛いたします(お聞きになりたい方はお店にて実車を交えてお答えします!!)。
それと!!ここ大事。誰も言わないけど本当に大事!!
「前輪も後輪も、工具を使わずに外せる」という事。
本格的なスポーツ車なら。。。
・出先でパンク修理(チューブ交換による対処)ができる
・輪行ができる
という一般車にはない、機能を持っています。それ故、行動範囲が格段に広がる!!
電動アシスト車の行動範囲って、バッテリーの大きさに比例するだけだったりするわけですが、サイクリングの行動範囲って、トラブルにどう備え対処していくかも重要な要素です。もちろん対処に必要とされるスキルも大事になります。では仮に「一般車で遠出をする!」と言ったら、私は自転車屋なんでそれなりの用意をすれば、まあどこまでだって行けます。ここでいう「それなりの用意」って、普段仕事に使っている道具と技術の延長になります。
一方「スポーツ車」って、車輪が外せるとかブレーキを外から調整できるとか、出先で何かあってもかなり対処できるように始めから機能として備わっています。それがためにコンパクトな持ち物でかなりの対処ができるんです。一般車でサイクルツーリングにために備えようとしたら、決してコンパクトにはならないですね。一般車におけるトラブル対処は自転車屋さんまで押していけばいいという発想。一方のスポーツバイクの広い行動範囲では、そう簡単に近所に自転車屋さんはない可能性も高いわけです。「助けてー!」と言っても最低限の対処できるスキルを身に付けるのがどのスポーツでも大事。登山とか代表例だし、屋外活動(スポーツ)であればファーストエイドや熱中症予防とか、読むだけでもいいですけど、できれば積極的に「学ぶ」ことも大事ですね!!
また「輪行」に関しては、電動アシスト車はその重量からちょっと無理がありますが、やり方によっては自家用車に積んで運ぶことが可能となり、サイクリングにイケル場所が増えますね!!
そ・れ・と!!(これはみんなが言ってることだけど)
明らか体力差があったなら、強い人は自力で、奥さんとか彼女さんとかにはこっちの電動アシスト車をチョイスすることによって、同じように楽しみが増えます。実は自転車(サイクリング)って体力差というより、サイクリングに慣れている人と、そうじゃない人との決定的な差は「淡々とコンスタントなスピードで移動するかしないか」な気がします。「この先どれくらいあるんだろう?」「この先坂は?」とか、先々の疲れ具合が予測できないと不安になるのが、初めてのサイクリング。「私には無理よ――」みたいな。ところがです、電動アシスト車のモーターって「250W」も出力してくれるんですよ。
このW(ワット)を、めっちゃ簡単に言います。私はだいたい1時間で200Wくらい出力します。同じ50代男性の上から1/3くらいのパワーです。アスリートではないですが、まあ健康優良児。でも、これで目いっぱい。2時間以上維持しようとしたら170Wあるいはそれ以下の省エネ運動にしないと筋肉が持ちません。おなかも減ります。電動アシスト自転車はバッテリーが空になるまで、自転車を前に進ませる目的の仕事を文句ひとつ言わず助けてくれます。その力は私より強い最大250Wです。風が強かろうが坂だろうが後ろから押してくれるんです!!男前だよなぁ。

あーーーー、なんかこのXU1ですごく遠くに行きたくなりました!!

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