いつから乗せられるのか？

お座りできれば乗せられないことも無いけど、子供が一人で立てないと話にならない。ただ移動するだけならさほど問題にならないけど、子供をダッコした状態で出来ることは結構限られてしまうのだ。

初めは前か後ろか？

前！ただし、前用チャイルドシートの一番見落とす点は、自転車の方向をかえようとしてハンドルをいっぱいにきったとき、足乗せとフレームの間に足が挟まる事が有る。つまり足乗せに足がちゃんと乗っているか常に確認すべし！。それに前に乗せるということはなるべく早く卒業すべき問題なのだ。さもないと子供がお母さんのエアバックになってしまうのだ。

いつから後ろ？

２歳ぐらいからは後用チャイルドシートが理想。寝たら危ないと言う話も有るが、寝るタイミングは親が一番良く知っているはず。運悪く寝てしまった時、自分で危ないと思うので有れば、迷わず自転車から降りて押そう。

何才ぐらいまで一緒に乗れる？

まあ幼稚園年長さんまで、小学校行くようになったらもう終わり！

　普通の自転車（いわゆるお買い物車の類）というモノは、ほとんどの場合搭載重量を前が5kg、後ろが20kgに設定されて作られているのだ。それを越えると不安定になる、ブレーキ・タイヤ等の限界、耐久性に問題が出てくるなどいろいろ問題が出てくるわけだ。てことは、２歳チョッと前ぐらいでは子供の体重はだいたい7〜8kgは優に超えてしまっているのだ。だから前はいろんな意味で早く卒業すべき問題だし、後ろは年長さんなのだ。ただ意外なことに前に荷物のない状態で後ろに子供が乗っていると結構自転車は不安定になるのだ。それゆえ十分に気をつけて乗るようにしよう。

ベルトはなんのため？

いわゆる自動車のシートベルトとはチョット機能が違う。立ち上がらないようにが一番の目的。ベルトをしたから安心というモノではないのだ。

これだけは絶対にしてはならないのだ！子供を乗せたまま自転車からは離れない！

これは絶対の絶対のタブーなのだ。スタンドで立っているしくるピタしたから…なんて信用するな！いくら「動かないのよ！」なんて言い聞かせても土台ムリな話。子供が動いたら（頭を少し振ったら）必ず倒れる。これは夏の炎天下に自動車の中に子供を置いたまま、買い物に行っちゃうのとまったく一緒。けがをするばかりでなく、二次的な事故の恐れ有りなのだ。倒れた所に車が来て人身事故になるケースもあるのだ。（先だって薬局の前にて発見したから親に注意したら「ぅるせーな！テメーのガキじゃネーだろ、ばーか！」と言い返されてしまったのだ。相手が悪かった？！子供の命はテメーの命ではないのだ！）

念には念を！　 子供は最後に乗せ、初めに降ろす

要するに他の荷物が有るとき、荷物を積んでから子供を乗せ、子供を降ろしてから荷物を降ろすと言うことなのだ。とにかく子供が自転車に乗っている状態を一番短くすればいいのだ。

　

[補足]：ハイバック式チャイルドシートの場合

最近見かけるタイプに「ハイバック式」、後ろに取り付けるバケットシートみたいなやつ。あのタイプの適応年令は、前式と同様ひとりで立てる事が大前提できればもう少し大きく（１歳半〜２歳）なったぐらいから乗車可能で、上限は身長１００cm未満と言ったところ。３点式シートベルトがついているので子供が寝てしまっても頭が「カックン」とならない。取り扱いの注意点は他のタイプと同じ。もしスポーツ車（スタンドが片足式）の場合は1:腰で自転車のサドルを支え倒れないようにする　2:子供を半だっこ状態（？）の時には自転車が倒れそうになっても自転車はあきらめ子供支える　以上の２点に気をつけるコト。