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サイクリングにおける | |
〜 ファーストエイドについて 〜 |
サイクリングに限らずスポーツ全般にいえることだが、「ケガはつき物」。もちろん無いにこしたことはないし、そのためには「イチにも2にも安全への配慮」すなわち交通道徳上の安全への配慮や、ヘルメット・グローブなどの個人装備によるプロテクションであることは言うまでもありません。しかし、それでも「ケガ」をしてしまったら…もしものために慌てずに済むよう「サイクリングにおけるファーストエイドについて」考えてみたいと思います。 なお、本章では第一次救命「心配蘇生」については一切ふれておりません。あらかじめご了承の程。。。 |
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※ファーストエイドキットについては文中最後部へ一覧---->[Jump] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ファーストエイドのスキル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
救急救命講習であれば普通・上級とわず、時間と講習料さえあれば「スキル」として身につけることはできます。もし講習の機会があればどんどん受けるべきだと思うし、筆者も「上級救命講習」は定期的に更新しています。その根底にある社会の一員として行動理念は学ぶべきことは大変数多くあります。しかし、この講習が「即」サイクリングや他のスポーツに役立つかどうかは、以下を参考に皆さんが各々できることを一つでも頭に置いてもらえれば…と、考えております。 |
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以上は「相当ハデにやってしまった状況」を想定していますが、どんな些細なトラブルであれ、瞬時に判断できるようアタマのすみにタタキこんでおいてください。ココまでの基本的な手順は step1: 安全な場所に移動する step2: 対処する空間を確保する step3: 連絡(連携) step4: 処置継続 以上4点です |
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次にサイクリング中において予想される範囲で、傷病者への具体的な処置について書いておきます。尚、ファーストエイドは治療が目的ではないので、薬を「塗る」「投与する」」等の行為は傷病者に対してバイスタンダーが行うべきではありません。傷病者本人が薬に対するアレルギーを把握した上で、傷病者自身がで判断し応急処置として薬を使用しましょう。また、薬などを使用し、引き続き医療機関へ行った場合はその旨と伝えるコト。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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傷病者の大事に至らず一連の処置後、無事に走り出すときは念のためというか、念には念を入れて自転車のほうのチェックをお忘れなく!特に、リヤディレーラーは内側に曲がっちゃったりしてないですかぁ〜?? | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ファーストエイドキット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
以上の処置をするのに必要なファーストエイドキットを列挙しておく。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
水:水は重いので最小限にとどめておきたいところだが、救急の観点からすれば常に多めの水の携行が必要である。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
[備品類] ピンセット・毛抜き・小さなはさみ・安全ピン・油性マジック 滅菌ガーゼ・三角巾・テープ・包帯・医療用ゴム手袋 携帯用ウエットティッシュ(アルコール含む) ※油性マジックは止血帯を使用した際、時間を書き記すため |
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[常備薬] マキロン・洗浄系目薬・抗ヒスタミン剤含む副腎皮質ホルモン剤 ムヒ・熱さまシート・バッファリン・胃薬など ※薬類は使用期限があるため、使用期限リストを作っておく |
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[補器類] ホイッスル・エマージェンシーシート・レサコ(マウスピース) |
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以上の物をベースに、個人で必要と思われる物を検討されたし。 なお、グループで行動する場合、三角巾と滅菌ガーゼはいくら有ってもよいので、個人備品として各1加えほしい。 |
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2005.7.26更新New!! より実践的かも! 〜サイクリングにおける擦過傷の処置〜 『傷口を水で洗浄し被覆材でカバーする』。消毒やガーゼの問題点云々難しい問題は抜きにして、サイクリング中における擦過傷の処置には、こちらの方がより実践的と思われる。以下参考にされたし。 ○2005.7.26朝日新聞朝刊掲載 「潤いを保つのが正しい傷のケア」 http://www.asahi.com/health/jhcolumn/030720/ ○関連リンク 「新しい創傷治療」 http://www.wound-treatment.jp/ 「NPO法人創傷治療センター」 http://www.woundhealing-center.jp/ |
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【参考文献】 | ||
上級救命講習身につけよう応急手当 | /編著:救急実務研究会 | /発行:(財)東京救急協会 |
アウトドア救急ハンドブック | /発行者:中村滋 | /発行:(株)小学館 |
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